中秋の銘菓「月餅」

  • 投稿日:2012.01.29
    • 上海の風(スタッフレポート)

旧暦8月15日(今年は9月22日)、この日は中秋節と言って、家族や親しい友人が集まり、お月見をする日です。日本ではお団子を食べますが、こちら上海では「月餅」というお菓子を食べます。

 

 の月餅、皮の中に様々な具の餡を入れて作りますが、アヒルの卵の黄身、小豆、ハスの実、ナツメ、クルミ、松の実など様々です。形はもともと丸い形で、家族の円満を表していると言うことです。 
 
 秋節が近づいてくると、スーパー、コンビニ、レストランなど、食品を扱うところではどこでもこの月餅が見られるようになります。価格もピンキリで、1個数元のものから、高級なものだと1,000元(約1万数千円)以上のものまで。
 
 また、普段は月餅を扱っていない店でも、ここぞとばかりオリジナルの月餅が売られます。アイスや、チョコレート、ゼリーなどなどこちらも様々。スターバックスコーヒーでもコーヒー味の月餅が売られていて、ついつい買ってしまいました。そのうち、ハンバーガー月餅とか、チキン月餅とか現れるかもしれません。 
 
 親しい人やお世話になっている人に月餅を送り合いますが、時計や洋酒など高級な品物を詰め合わせて売るようになったことがあり、中国政府は 2005年以降、詰め合わせの値段が月餅のコストの20%を超えてはならないという法律まで制定されたそうです。
 
 
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